新宿中村屋 本格麻辣 花椒カリー (赤)は(青)とどう違う?
新宿中村屋 本格麻辣 花椒カリー (赤)と 新宿中村屋 本格麻辣 花椒カリー (青)は麻辣風味のスパイシーカリーとして、 2019年5月13日に発売された。
以前こちらで紹介した 新宿中村屋 本格麻辣 花椒カリー (青) であるが、まだまだ開発の余地がある商品だと感じたが、果たして 花椒カリー (赤) はいかがだろうか?
新宿中村屋 花椒カリー 赤は、豆板醤のコクを重視し、牛豚ひき肉をメインとしたスパイスカレーとなっている。主なスパイスは赤花椒をつかい辣油を加えることで独特な辛みを出している。それに比べて、青は生姜のフレッシュな辛みに豚鶏ひき肉を使用し、スパイスは青花椒とその油を使って、香りと痺れを特徴としている。
新宿中村屋 花椒カリー 赤の感想
一口目食べると、ピリッとくる辛さはなく、スパイシーな香りとともに、まろやかでコクがある豆板醤の風味を感じられ、そのあとに辛さが押し寄せてきます。新宿中村屋 花椒カリー 青と比べて、コクがある分、青より美味しく感じられます。牛豚ひき肉には、青と違い八角の味が少し少ないように感じました。これは豆板醤のコクと相まって、臭みと八角の匂いを打ち消しあっているのかもしれません。香りに関しては、青と同様にすこし少ないように感じます。同様に、別添の花椒を入れてみましたが、少し香りと痺れが増すぐらいで、あまり変化は見られません。
やはりこの香りと痺れに関してはまだまだ改良の余地があるのではないかと思う。しかしながら、新宿中村屋 花椒カリー 青に比べて完成度は高く、どちらが美味しいかと問われると、間違いなくこの赤を選択するだろう。
新宿中村屋 花椒カリー 赤の総合評価
[総合評価]
4.6
[コストパフォーマンス]
280円(税別)と、レトルトカレーの中では普通の金額である。新宿中村屋 花椒カリー(青)に比べて美味しいのだが、これまたリピートするか?と問われると少し回答に悩む。するかもしれないし、しないかもしれない。普段食べなれているカレーが飽きてきて、たまには変わり種の中華風カレーを食べたいなと思ったら選ぶかどうかといったところである。ただ、記憶に残るほど美味しいというわけではないので、その時に記憶を呼び起こせるかは疑問だが・・・
[評価5]
[味]
全体的にスパイス、具材、コクのバランスはまとまっていて、完成度は高い。しかしながら、花椒を謳うほどの香りと痺れが押し寄せてこないのが残念なところではある。
[評価6]
[贈答用]
話題に上れば、贈答としてもよいかもしれないが、万人受けするかどうかは疑問である。ちょっと癖があるのでもらう側としては、好みが分かれるところではある。
[評価4]
[大人向け]
辛さ、痺れ、香りに物足りなさを感じる人は少なくないだろう。コクがあり、カレーとしてはまとまっているので、美味しく感じることはできるだろう。
[評価6]
[子供向け]
中学生、高校生以上で辛いものに耐性があるのであれば、食することができるだろう。ただ中華風のスパイスに慣れていないならば食べにくい人もいる。
[評価2]